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既にこの更新について拍手コメントを頂いて、浮かれております。レス不要のお気遣いありがとうございます。拍手のみの方もありがとうございます。

エアケントニス続編「ゲシュタルトロス・フクス」の連載を開始致しました。エアケントニスでは九尾について種明かしをすることに全力を注いでおりましたので、今回はのらりくらりと躱し続けたナルサスをメインに進めたいと思っております。
ですが、九尾に好意的なご感想を多く頂いていることに気を良くして(!)、当初の予定より彼の出番は増える予感も致します。
お読み頂けると嬉しいです。

 幸福は杭に似ている。
 長く生きれば、それだけ多くの杭を得る事とも、また多くの杭を失う事ともなる。杭を得、失い、穴だらけとなった地面を落ちまいと、まだ無事な部分を探しながら不格好に歩く。穴を埋めるのに別の杭を探そうとも、同じ形の杭などない。
 やがて身動きが取れなくなった時、彼はどうするのだろうか。
 その時こそ死ぬのだろうか?
 助けを乞うのだろうか。
 幼かった頃に見殺しにした少女の幻を見るのだろうか。
 少女は彼を助けるだろうか? それともかつてそうされたように、見殺しにするのだろうか? だが少女はいない。現れるのならそれは幻で、現実ではないのなら、少女はただ笑うだけだろう。笑って老人を見るだけだろう。幸福だった記憶を連れて、黄泉路をゆく彼に付き添うだけだろう。



本当は、こんな感じのオリジナルの中で使ったフレーズでした。途中で放り出したままだったのですが、まさかNARUTOで使ってしまうとは驚きです。使うならたぶんイチウリで、と思っていたので…。
追記までご覧頂き、ありがとうございました。
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